Windowsのレジストリは、システムやアプリケーションに関する設定情報を格納している。不要な設定情報を削除するのに使えるツールを紹介しよう。
MicrosoftのクライアントOS「Windows」には、システムやアプリケーションに関する設定情報を含む「レジストリ」がある。このレジストリに含まれる不要な設定情報を削除することで、Windowsの動作が改善するという見方がある。変更を加えることが何らかの悪影響が及ぶ可能性があるので注意が必要だが、レジストリのクリーニングを実施するのであれば使えるツールが幾つかある。主要ツール10個のうち5個を紹介しよう。
WiseCleanerの「Wise Registry Cleaner」は、レジストリのクリーニングとデフラグ(ストレージの最適化処理)、バックアップと復元を実施する無料ツールだ。自動スキャンのスケジュール設定が可能。複数ユーザーで使えるマルチユーザー機能もある。
Tweaking.comの「Windows Repair」は、レジストリエラー、ファイルパーミッション(ファイルのアクセスに関する許可情報)の問題、マルウェア感染など、Windowsのさまざまな問題を修正するツールだ。レジストリのバックアップと復元の機能も備える。
「Little Registry Cleaner」は、オープンソースのプロジェクトで開発されたWindowsレジストリクリーナーだ。オプション機能でバックアップの作成と復元ができる。「スタートアップ」の管理機能や、アンインストールの管理機能も付属する。
RegSoftsの「Free Window Registry Repair」は、管理者がレジストリエラーを詳細かつ包括的に検出し、クリーンアップするのに役立つツールだ。クリーニングのレベル選択が可能。自動バックアップ作成と、必要時の復元機能も備える。
Systweak Softwareの「RegClean Pro」は、無効なレジストリの削除、レジストリエラーの修正、レジストリのデフラグとコンパクト化により、PCの安定性と速度を向上させるツールだ。バックアップと復元機能、定期的なスキャンのためのスケジューラー機能も提供する。
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