2011年09月22日 18時30分 公開
特集/連載

「小売業者には負けられない」Amazonを追いかけるクラウドプロバイダーAmazonはクラウドのリーダーであり続けるか

クラウドサービスで一歩先を行くAmazon。キャッチアップしようとしている競合クラウドプロバイダーはさまざまな差別化策を思案している。そんな中でユーザー企業がクラウドサービスを選ぶ際の指針とは。

[Tom Nolle,TechTarget]

 多くの人にとって、クラウドコンピューティングと米Amazonの「Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)」とは、ほとんど同義語になっている。他のクラウドプロバイダーは皆、キャッチアップしようとしているというわけだ。だが、それは本当に事実なのだろうか。Amazonは実際に先を行っているのか、あるいは後れを取っているのか。

 金融アナリストが作成するクラウドプロバイダーの売上高ランキングでは、ほとんどの場合、Amazonの「Amazon Web Services(AWS)」部門(AWSは、Amazon EC2を含むAmazonのクラウドサービスの総称)が首位を占めている(関連記事:コンピュータリソースを無制限に活用できる「Amazon Web Services」)。アナリストによると、他のプロバイダーは下位にあるという。しかし、Amazonはオンライン小売業者だ。全売上高のほんの一部をクラウドサービスから得ているにすぎない。

 では、Amazonのクラウドサービスはなぜこれほど注目を集めているのか。クラウドの大規模利用者は、小売業者のクラウドサービスに本当に賭けようとしているのか。その答えは、利用者がどのようなサービスをクラウドに移行するかによって決まる部分が大きい。

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