私物端末を業務に利用するコンシューマーにとって魅力的な機能を備えているMicrosoftの新Surface。だが、その価格が導入の障害に? 直近1週間の人気コンテンツをランキング形式で紹介します。
今週最も多く読まれた記事は、「価格以外は評判がいい『Surface Pro 2』、9万9800円にユーザーの反応は」でした。米Microsoftが2013年9月に発表した次世代のSurfaceタブレットは、ビジネスユーザー向けのWindows 8.1を搭載した「Surface Pro 2」と、RT版のWindows 8.1を搭載した「Surface 2」の2種類。この記事によると、イベントに参加した業界関係者は、今回のリリースではコンシューマー向けの機能に注力していると評価したそうです。また、おおむね高い評価を受けている「Surface Pro 2」ですが、ほぼ10万円という価格が企業の導入の障害になるのではないかとのこと。日本でも2013年11月1日から法人向けの販売を開始しました。今後の動向が気になります。
2位には「佐賀県立高校の『Windowsタブレット5万円自腹購入』はどう決まったのか」が入りました。佐賀県教育委員会は、2014年度から同県の県立高等学校が生徒の自己負担額5万円でWindowsタブレットを導入することを決定しました。端末選定の背景やBYOD採用の経緯について、佐賀県教育庁 教育情報化推進室 福田孝義室長の話をまとめています。
3位は「LINEだけじゃない、スマホで使えるビジネス通話アプリ5選」です。「ビジネスとプライベートの2つの電話回線を1台のスマートフォンで使い分けることで、より業務の生産性が上がる」ということで、SkypeやGoogle Voiceなど、無料または50ドル程度で提供されている人気の通話アプリを紹介しています。
4位の「AndroidをPCで動かす方法と、5つの注意点」が入りました。「タッチデバイス向けに最適化されている」「ゲストOSの追加ができない」など、Androidの機能面などにおける注意点を幾つか紹介しています。
5位には「究極の選択、Windows XPからの移行はWindows 7と8.1のどちらを選ぶべき?」が入りました。延長サポートが2014年4月9日に終了する「Windows XP」。その後継OSとして選ぶべきなのは「Windows 7」「Windows 8.1」のどちらなのか? この記事では「どちらを選ぶかで、周辺のシステムや機器などでアップグレードコストも違ってくることにも注意せよ」とアドバイスしています。
6位の「『iPad Pro』は生まれるか? 求められるプロ向けタブレット」は、これまでノートPCなどで仕事をしていたアーティストや高度な技能を持つ人たちが、iPadで同じことをしていることを背景に、そうした人たちの満足感を十分に与える高機能のiPadの出現について論考しています。7位には「Google Glassで手術――医療も変える『ウェアラブル端末』の衝撃」が入りました。ウェアラブル端末とは、ユーザーが身に着けることができる小型のコンピュータを指します。Google Glassは眼鏡を掛けるように利用し、多様な情報をユーザーに提供しあらゆる仕事、生活を変える可能性があると期待されています。Google Glassは現在開発中ですが、医療分野などを中心にさまざまな試みが行われています。
8位と9位には、iPhone 5sのセキュリティに関する記事が入りました。8位「『iPhone 5s』の指紋認証はグミで突破可能? 安全性に懸念の声」と9位「iPhone 5s『Touch ID』で“パスワードのない世界”を実現か」がそれです。9位の記事はiPhone 5sが導入している指紋認証機能に対してそのメリットを紹介していますが、8位の記事は、その画期的といわれる機能の弱点を指摘しています。指紋はどこにでもあるお菓子(グミ)で盗める、そう豪語する犯罪者がいるというのです。
10位の「米国政府にも盗聴できないクラウドシステムを作るには」もセキュリティの記事です。米国家安全保障局(NSA)の監視活動が暴露されて以来、クラウドベンダーやユーザーが米国政府からも盗聴、監視されない技術を模索しているというものです。興味を持たれた記事はありましたでしょうか。来週もお楽しみに。
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