新体制を敷いた米Microsoftの戦略は、ユーザーに受け入れられるのか? 直近1週間の人気コンテンツをランキング形式で紹介します。
今週のランキングは、新しいCEOを迎えた米Microsoft関連の記事が上位を占めました。今週最も多く読まれた記事は、「『Windows 9』『タッチ版Office』、注目プロジェクトの動向は」でした。この記事では、2014年春にもロードマップの発表が予想される次期クライアントOS「Windows 9」(仮称)、「タッチ版Microsoft Office」などの注目プロジェクト、順調に収益を伸ばしているクラウドサービスなどの同社の戦略について、市場関係者や業界アナリストたちの評価を紹介しています。
2位は、身近なお役立ち記事です。「無料でできる、『WindowsモバイルPC』のバッテリーをより長持ちさせる方法」は、自分のニーズに合わせて設定方法を変えるだけで、Windows 7/8/8.1を搭載するノートPCの使い勝手を向上させる方法を解説しています。
3位も米Microsoft関連の記事。「モバイルOSを統合? MicrosoftがAppleに追い付くための秘策を探る」では、2013年に72億ドルで買収したNokiaによって、スマートフォン市場で第3位の企業となった同社のモバイル分野の成長戦略を考察しています。
4位の「『MSはAndroidを全面的に採用すべき』、新CEOが求められる5つの決断」は、2014年2月にCEOに就任したサトヤ・ナデラ氏へのメッセージとも受け取れる記事。同社が競争力を維持するために取り組むべき5つのポイントを紹介しています。
5位には、「Facebookがデータ保存にBlu-rayとSSDを採用、専門家からは『本気?』の声」が入りました。Facebookは長期的に保持するデータの格納先として、Blu-rayディスクやSSDなどを利用することを公表しました。運用コストを50%、消費電力を80%削減し、50年間コールドデータを保持できると踏んでいるようですが、専門家からはさまざまな意見が出ているようです。
6位の「煩わしいと思われがちな『Windowsエラー報告』機能の意外な使い道」は、Windows XP以降のバージョンに標準搭載されている「Windowsエラー報告」機能を米国家安全保障局(NSA)のハッキング部隊が捜査活動に利用したことに触れ、その情報が悪用され得る危険な一面を指摘しています。
7位には「いずれ消え行く『モバイル管理製品』、ネットワーク管理に統合の“必然”」がランクインしました。BYOD(私物端末の業務利用)が広まり、社内ネットワークに接続するモバイル端末が急増している現状を踏まえ、これまではスタンドアロン製品で管理していたモバイル端末を統合的に管理したいというニーズが高まっていることを事例を交えて紹介しています。
8位の「Windows XP移行のもう1つの落とし穴『日本語問題』を読み解く」は、「Windows XP」や「Windows Server 2003」ベースのシステムを、「Windows 8/8.1」など最新のOS環境に移行した際に起きる日本語利用独特の問題を解説しています。
9位は「2016年にはハイブリッドクラウドは当たり前――ガートナーが明言する理由」が入りました。この記事では、ガートナー サミット 2014の講演において同社のリサーチ バイス プレジデント 兼 最上級アナリスト ジーン・ファイファー氏が「2016年はクラウドにとって決定的な1年。ハイブリッドクラウドの利用が当たり前の状態になる」と明言したことを紹介。ユーザー企業のクラウド利用の今後のシナリオを予測しています。
10位も米Microsoft関連の記事です。「Microsoftのクラウド/MDM戦略はユーザーに受け入れられるか?」では、モバイル端末管理(MDM)やクラウドコンピューティングの分野で自社製品の攻勢を強める同社の今後を占います。「Windows Azure」を核としたプラットフォーム戦略の概要と、それらをベースにした具体的なサービス戦略の将来像を考察しています。興味を持たれた記事はありましたでしょうか。来週もお楽しみに。
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