アプリをダウンロードせずに「ストリーミング」で利用、Android新機能で“さざ波”“よけいなお世話”かアプリの未来か(1/2 ページ)

Googleの新しいアプリストリーミング機能はモバイル端末の使い勝手向上を目指している。ユーザーにとっては朗報であるが、開発者にとって、それはよい知らせなのか、それとも悪い知らせなのか?

2015年12月09日 08時00分 公開
[Francesca SalesTechTarget]

関連キーワード

Google Compute Engine | Google Apps | iPad | Android


Googleのアプリストリーミングはダウンロードせずに対応アプリを見つけ出して利用できるサービスだ

 ユーザーはスマートフォンにたくさんのアプリをインストールしている。しかし、最近の調査によると、スマートフォンを利用する時間のほとんど(およそ80%)は、そのうちから3つのアプリしか使っていないという。

 では、ほとんど使われることのないアプリには、一体どのようなものがあるのだろうか? そうしたアプリでもユーザーのスマートフォンでメモリ領域を占有している。このスペースは今日、数多くの新作がひしめき合うモバイルアプリ市場において、ますます貴重なものになりつつある。

 「ユーザーは、もうアプリをダウンロードしたくないという一種の飽和点に達している」と述べるのは、米調査会社451 Research 上級アナリストのラウル・カスタノンマルチネス氏だ。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       1|2 次のページへ

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news078.jpg

生成AIへの期待値の変化 DeepSeek台頭がマーケターに突きつける課題とは?
AI 生成の広告に対する反発が続いた1年を経て、マーケターはパフォーマンス結果重視で非...

news128.png

2024年に視聴者が検索したテレビCM 2位は中国のあのEVメーカー、1位は?
2024年にテレビCMを通して視聴者が気になりWeb検索したものは何だったのか。ノバセルが発...

news078.jpg

Googleの広告収益成長が鈍化、中国のアレが原因?
YouTubeなどのプラットフォームの成長率は、米国の選挙関連支出の急増にもかかわらず低迷...