個人だけでなく企業にもウェアラブルデバイスを普及しようと本当に考えているなら、メーカーは「それは自分たちの役割ではない」という考えは捨てて、ビジネスでウェアラブルデバイスを使ってもらうために必要なことに取り組むべきだ。しかし、現時点ではそのようは動きはほとんどない。
ウェアラブルデバイスの強みは、小型かつ軽量で使いやすいモバイルデバイスであるがゆえに、ユーザーがハンズフリーで仕事を遂行できることにある。特に、スマートウォッチはデータを収集し分析する強力なセンサーを搭載しているので、分析したデータをコンピュータやその他のデバイスにワイヤレスでフィードバックできる。このような機能は、ウェアラブルデバイスがビジネスシーンでも優れたツールになる可能性を示している。
「しかし、それはまだ実現していない」とフロリダ・アトランティック大学でCTOを務めるメヘラーン・バシラトマン氏は述べる。「関係者は技術を表面的に論じているだけにすぎない」とバシラトマン氏は続ける。「だが、私はビジネスシーンで大きく成長する可能性があると考えている」
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