ウェアラブルデバイスのビジネス利用について多くのユーザーが将来性のあるアイデアを数多く提案しているのに、ユーザーが使いたいと思えるビジネスアプリが一向に登場しない。その理由と解決策を考える。
個人だけでなく企業にもウェアラブルデバイスを普及しようと本当に考えているなら、メーカーは「それは自分たちの役割ではない」という考えは捨てて、ビジネスでウェアラブルデバイスを使ってもらうために必要なことに取り組むべきだ。しかし、現時点ではそのようは動きはほとんどない。
ウェアラブルデバイスの強みは、小型かつ軽量で使いやすいモバイルデバイスであるがゆえに、ユーザーがハンズフリーで仕事を遂行できることにある。特に、スマートウォッチはデータを収集し分析する強力なセンサーを搭載しているので、分析したデータをコンピュータやその他のデバイスにワイヤレスでフィードバックできる。このような機能は、ウェアラブルデバイスがビジネスシーンでも優れたツールになる可能性を示している。
「しかし、それはまだ実現していない」とフロリダ・アトランティック大学でCTOを務めるメヘラーン・バシラトマン氏は述べる。「関係者は技術を表面的に論じているだけにすぎない」とバシラトマン氏は続ける。「だが、私はビジネスシーンで大きく成長する可能性があると考えている」
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
トランプ大統領にすり寄ってMetaが期待する「ごほうび」とは?
Metaが米国内でファクトチェックを廃止し、コミュニティノート方式へ移行する。その背景...
「ファクトチェック廃止」の波紋 Metaにこれから起きること
Metaがファクトチェックの廃止など、コンテンツに関するいくつかの重要なルール変更を行...
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年1月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...