仮想マシンとコンテナの今後を考える それぞれの強みを生かした運用とはコンテナが仮想マシンの立場をなくす?

DockerやKubernetesなど、コンテナ技術の進化に伴い、企業IT部門の仮想マシン(VM)の存在を脅かすエコシステムが台頭している。少なくとも、その重要性が脅かされているのは間違いない。

2019年01月29日 05時00分 公開
[Tom NolleTechTarget]
画像 コンテナの登場で仮想化分野は大きく変化した

 コンテナ化のさまざまな面が改善されるにつれ、仮想マシン(VM)とコンテナの比較論争は一方的な様相を呈してきた。コンテナには、VMやベアメタルサーバをも時代遅れにする処理能力が備わってきている。

 コンテナは、VMよりも効率が良いという強みがある。VMにはそれぞれ専用のOSが必要な一方で、コンテナはホストOSを共有する。コンテナオーケストレーションやコンテナ運用技術の進歩によって、こうした長所が大幅に強化されている。VMとコンテナの戦いは既に決着しているのだろうか。VMの存在しない未来に向けた計画を立てるべきだろうか。

コンテナとVMの長所

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