非IT専門ベンダーが自社開発のソフトウェアを外販するようになった。このモデルにはメリットもあるがリスクもある。こうしたツールを利用する前に、知っておくべきことをまとめた。
かつてのITベンダーの選択はとてもシンプルだった。IBM、Dell、Hewlett Packard(HP)がハードウェア市場を支配し、SAP、Oracle、Microsoftがソフトウェア市場の実権を握っていた。ところが、クラウドがこうした状況を大きく変えた。クラウドは企業が自社専用の業務基盤を作成する手段として利用するだけではない。ITを専門としない企業が、自社のツールをSaaS(Software as a Service)として市場に投入する手段にもなっている。
ソフトウェア市場のこうした変化は、IT担当者にとってみれば、良い面もあれば悪い面もある。
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