2019年11月06日 08時00分 公開
特集/連載

Computer Weekly製品ガイド共有ストレージではなくHCIを選ぶ理由

HCIはストレージ共有よりも優れた選択肢になり得るのか。どんな組織がどのような規模で導入した場合に最大の恩恵を受けられるのか。

[Rene Millman,Computer Weekly]

 HCIのメリットの一つに運用の手軽さが挙げられる。

 3つの技術スタックを1つにまとめることで複雑性が薄れ、ストレージアレイを評価する必要がなくなる。コンピューティングノードの標準化によってメンテナンスや拡張が簡単になり、過剰プロビジョニングを防ぐ助けになる。コンピューティングとストレージとネットワークのプロビジョニングや導入、管理は単一のインタフェースで行う。複数のチームが関わってコンピューティングサーバやストレージアレイ、ネットワーク機器の調整を行う、コストと手間の掛かる導入作業を排除する。チームがハードウェアを接続して相互運用性を検証したり、組織特有のニーズに対応した難しい設定や変更に苦慮したりする必要はない。

共有ストレージではなくHCIを選ぶ理由

 元々HCIは、コンピューティングとソフトウェア定義ストレージおよび仮想化されたネットワークの「構成要素」として提供されていた。従来のSANやNASと比べたHCIの主なメリットは、NASやSANを調達して導入するには時間がかかるのに対し、HCIは比較的少規模の増設が可能な点にある。

 英国ストックポート市のIT運用マネジャー、エイドリアン・デイビーズ氏によると、同市が最近導入したHCIによって「古い3層のSANではアップグレードが本当に心配だった状況は、完全に一変した」と言い、その状況は「悪夢」だったと振り返った。




続きを読むには、[続きを読む]ボタンを押して
会員登録あるいはログインしてください。






ITmedia マーケティング新着記事

news074.jpg

参加したくなるTwitterキャンペーンの条件――コムニコ調べ
売り上げ増やブランド好意度向上に有効なTwitterキャンペーンとはどのようなものでしょう...

news109.jpg

購買データ分析で見る「不足しがちな栄養素」は?――シルタス調べ
スーパーで買い物をしているユーザーの購買データから不足しがちな栄養素と充足している...

news110.jpg

大企業のデジタルマーケティング取り組み実態――富士通総研調査
大企業においてデジタルマーケティングの成果を出すポイントとは。