「Wi-Fi 6」と「5G」は組み合わせて使用できる可能性が高い。それを検討する上で、まずはそれぞれの利点を整理し、違いを把握しておくことが重要だ。
無線LANの新規格「IEEE 802.11ax」(業界団体Wi-Fi Allianceの製品認証プログラム名称「Wi-Fi 6」)と「5G」(第5世代移動体通信システム)の併用に向けた検討が進んでいる。調査会社IDCのアナリストによると、企業はこれら2つの新たなネットワーク技術を両方とも導入する方法を模索しているようだ。
企業はWi-Fi 6と5Gの併用に関して、運用、プロビジョニング、追跡、監視といった分野で併用する方法を探っている。Wi-Fi 6と5Gの両方のサービスを提供するネットワークベンダーは、併用する方法を顧客に示す必要がある。これら2つのネットワークを併用できれば、ネットワークベンダーは新たな商機を、企業は新たな用途を見いだすことができる。
IDCは、Wi-Fi 6と5Gはどちらか一方が他方に取って代わるものではなく、両方とも企業のネットワークとして浸透すると予測している。企業はどのようなユースケースでWi-Fi 6と5Gが適するのかを知っておく必要がある。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
トランプ氏当選でイーロン・マスク氏に追い風 過去最高の投稿数達成でXは生き延びるか?
2024年の米大統領選の当日、Xの利用者数が過去最高を記録した。Threadsに流れていたユー...
トランプ氏圧勝で気になる「TikTok禁止法」の行方
米大統領選で共和党のトランプ前大統領が勝利した。これにより、TikTokの米国での将来は...
インバウンド消費を左右する在日中国人の影響力
アライドアーキテクツは、独自に構築した在日中国人コミュニティーを対象に、在日中国人...