「Wi-Fi 6」と「5G」は組み合わせて使用できる可能性が高い。それを検討する上で、まずはそれぞれの利点を整理し、違いを把握しておくことが重要だ。
無線LANの新規格「IEEE 802.11ax」(業界団体Wi-Fi Allianceの製品認証プログラム名称「Wi-Fi 6」)と「5G」(第5世代移動体通信システム)の併用に向けた検討が進んでいる。調査会社IDCのアナリストによると、企業はこれら2つの新たなネットワーク技術を両方とも導入する方法を模索しているようだ。
企業はWi-Fi 6と5Gの併用に関して、運用、プロビジョニング、追跡、監視といった分野で併用する方法を探っている。Wi-Fi 6と5Gの両方のサービスを提供するネットワークベンダーは、併用する方法を顧客に示す必要がある。これら2つのネットワークを併用できれば、ネットワークベンダーは新たな商機を、企業は新たな用途を見いだすことができる。
IDCは、Wi-Fi 6と5Gはどちらか一方が他方に取って代わるものではなく、両方とも企業のネットワークとして浸透すると予測している。企業はどのようなユースケースでWi-Fi 6と5Gが適するのかを知っておく必要がある。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
製造業の8割が既存顧客深耕に注力 最もリソースを割いている施策は?
ラクスは、製造業の営業・マーケティング担当者500人を対象に、新規開拓や既存深耕におけ...
「生成AIで作った広告」が物議 そのとき、コカ・コーラはどう動いた?
生成AIを広告制作に活用し、議論を呼んだCoca-Cola。この経験から何を学んだのか。
新規顧客獲得と既存顧客のLTV向上、それぞれのCRO(コンバージョン率最適化)について
連載第4回の今回は、新規顧客の獲得と既存顧客のLTV(顧客生涯価値)、それぞれのCRO(コ...