「チャットbot開発ツール」は、エンドユーザーが簡単にチャットbotを開発できるように進化しつつある。GoogleとMicrosoft、AWSといった主要ベンダーのチャットbot開発ツールの特徴を説明する。
人と対話するプログラム「チャットbot」の開発に必要なツールは、非開発者にも使いやすくなりつつある。企業は現在、チャットbotを開発し、Webサイトやモバイルアプリケーション、音声アシスタントに導入するためのテンプレートや設計オプションを備えた、さまざまな「チャットbot開発ツール」を見つけることができる。前編「普通のチャットbotと『AIチャットbot』の違いとは?」に引き続き、チャットbotとともに進化が進むチャットbot開発ツールについて説明する。
チャットbot市場にいち早く参入したサービスの一つが、Googleの「Dialogflow」だ。Dialogflowは、開発者やエンドユーザーが既存の自然言語処理(NLP)技術を利用して、チャットbotを開発するためのシンプルなツールだ。開発したチャットbotは、Webサイトや「Slack」「Facebook Messenger」といったビジネスチャット/インスタントメッセンジャー、「Amazon Alexa」「Google アシスタント」といった音声アシスタントなど、幅広いコミュニケーションツールと連携させることができる。
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