ドイツのハイデルベルク大学病院は新型コロナウイルス感染症拡大を機に、SAPのPaaS「SAP Cloud Platform」を導入して病床の空き情報を管理するアプリケーションを開発した。同院の医師にそのいきさつを聞いた。
ドイツのハイデルベルク大学病院(Heidelberg University Hospital)とライン・ネッカー広域連合の衛生局は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大を機に、新型コロナウイルス感染症の調整局を設立した。調整局の責任者を務めたのは、ハイデルベルク大学病院で医師として働くエリック・ポップ氏だ。ポップ氏によると、この調整局の主な目標は、地域の医療機関の状況と新型コロナウイルス感染症の患者が利用できる病床に関する情報を収集し、その情報を医師や自治体の担当者に提供することだ。
ライン・ネッカー広域連合の人口は約55万人で、25個の大規模病院がある。調整局が担っている主な作業は、新型コロナウイルス感染症に関するデータを収集することや、地域の病床の空き情報に基づいて新型コロナウイルス感染症の入院患者を割り当てることだ。空き病床の把握や病床への入院患者割り当てには、SAPのPaaS(Platform as a Service)「SAP Cloud Platform」で構築したアプリケーションを利用している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
従来のファイルサーバで対応できない多様なデータを、効率的に管理・共有できる「全てのコンテンツ保管庫」として、クラウド型コンテンツ管理基盤にVPN接続機能を組み合わせたサービスが注目されている。その特徴をマンガ形式で紹介する。
従業員の自己紹介に加えて、企業間の関係構築においても重要な役割を担う名刺だが、その発注業務は意外と手間がかかる。名刺の作成から注文まで、ミスを発生させずに効率化するにはどうすればよいのか。本資料では、その解決策を紹介する。
ある調査によると、67.4%の企業が「SaaS製品の導入に失敗した経験がある」と回答しているという。そんな中、適切な選定・導入を支援するマッチングサービスが注目を集めている。本資料では、サービスの特徴や運用の流れを紹介する。
IBM i 基幹システムを運用する企業でモダナイゼーションが喫緊の課題となる中、推進の課題も多い。そこで、「クラウド」「ノーコード開発」「API」「AI」を主軸とするIBM i ユーザー向けモダナイゼーションサービスを紹介する。
今やクラウドは、ミッションクリティカルなシステム領域での採用も珍しくない。中にはオンプレミスの既存環境と比較して50%以上のコスト削減に成功したケースもあるという。大型テック企業によるクラウドサービスの現在地を紹介する。
「テレワークでネットが遅い」の帯域幅じゃない“真犯人”はこれだ
ネットワークの問題は「帯域幅を増やせば解決する」と考えてはいないだろうか。こうした誤解をしているIT担当者は珍しくない。ネットワークを快適に利用するために、持つべき視点とは。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...