深刻な人材不足を招いた“真犯人”は「手厚い失業手当」だった?「慢性的人手不足」の原因を探る【前編】

McDonald'sやAmazonが、人材採用の促進のために従業員の賃金を上げる取り組みを実施した。人材不足は時給制の仕事だけでなく、専門職の採用にも影響している。慢性的な人材不足の背景にあるものとは。

2021年06月18日 05時00分 公開
[Patrick ThibodeauTechTarget]

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 大手ファストフードチェーンのMcDonald'sは2021年5月、自社所有の飲食店での賃金を1時間当たり平均10%引き上げることを発表した。Amazon.comは同月にフルフィルメントセンターとロジスティクスセンターで働く従業員7万5000人を、平均時給17ドルの初任給で雇用する計画を発表済みだ。住宅リフォーム会社のLowe's Companiesは同月、フルタイムの正社員やパートタイム労働者などを5万人採用する「National Hiring Day」(全国採用デー)を開催した。

人材不足が止まらない理由は「手厚い失業手当」?

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