システム開発における「技術的負債」が生まれる背景はさまざまだ。技術的負債はどのような分野で生じやすいのか。そもそも、なぜ生まれるのか。2つの技術的負債に着目して解説する。
システム開発における「技術的負債」(先送り作業)を放置すると、IT部門にとどまらず社内のさまざまな部門や業務に支障が生じる恐れがある。企業がシステム開発で抱えがちな技術的負債の概要と原因を紹介する本連載。第2回は、そのうち2つ目と3つ目を取り上げる。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策のために、急いでテレワークにシフトした企業には、セキュリティやITインフラ、業務プロセスなどの領域に技術的負債が生まれた。企業はCOVID-19のパンデミックになるべく速やかに適応する必要があり、技術的負債が生まれるのを容認せざるを得なかったのだ。
テレワークへの移行は、クラウドの導入を加速させ、企業のクラウド戦略に影響を与えた。自社のクラウド活用計画が前倒しになったことを受けて、従業員が業務できるようにIT部門はいろいろな手続きを省略せざるを得なかった。その結果、技術的負債がさらに生まれることになった。
ITにおけるリーダーシップの欠如は、技術的負債につながる。クラウドやコンテナ分野のトレンドは変化が速く、顧客や幹部の理解が追い付かないことがある。IT幹部が技術を理解しないまま不必要なツールを採用したり、中途半端な理解で判断を下したりすると、技術的負債が生まれかねない。
第3回は、4~6つ目の技術的負債を解説する。
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