「プライベート5G」(ローカル5G)の約半数を占めるのは“あの業界”転換期を迎えた「5G」【中編】

世界的に5Gの導入が拡大する中、どの業界が「プライベート5G」をけん引しているのか。ネットワーク関連製品ベンダーによる調査結果を紹介する。

2023年06月20日 05時15分 公開
[Joe O’HalloranTechTarget]

 ネットワーク関連製品ベンダーViavi Solutionsは2023年4月、「5G」(第5世代移動通信システム)に関する年次報告書「The state of 5G」を公開した。報告書では、2023年初頭以降、5Gをプライベートネットワークで利用する「プライベート5G」(ローカル5Gに相当)の展開をリードする業界が明らかになった。

「プライベート5G」をけん引する“あの業界”とは

 プライベート5Gの導入をリードする業界として台頭したのは製造業で、2023年4月時点で公表されている導入数の約半数を占めた。その後には、流通業界、教育業界、輸送業界、スポーツ業界、公共事業、鉱業界などの業界が続いた。

 Viavi Solutionsは、「こうした業界においては、高速な接続性が業務環境にもたらされていなかった場合がある」と指摘する。同時にこれらの業界は、「モノのインターネット」(IoT)によるアプリケーション活用が進んでいる業界でもあり、「スマートファクトリー」や「スマートシティー」などの議論も盛んだ。この結果、これらの業界が自然にプライベート5Gの導入をけん引する様子が浮かび上がった。

 「プライベート5GとIoTの密接な関係性と、この組み合わせによるビジネスチャンスは、通信事業者も目を付けている」とViavi Solutionsは補足する。


 後編は、これからの5G市場において、どの技術に注目が集まるのかについて紹介する。

Computer Weekly発 世界に学ぶIT導入・活用術

米国TechTargetが運営する英国Computer Weeklyの豊富な記事の中から、海外企業のIT製品導入事例や業種別のIT活用トレンドを厳選してお届けします。

ITmedia マーケティング新着記事

news035.jpg

低迷するナイキやアディダスを猛追する「HOKA」の “破壊的”ブランディングとは?
ランナーの間で好感度が低迷しているNikeに対し、ディスラプター(破壊的企業)として取...

news051.jpg

新紙幣の発行、3社に1社が日本経済に「プラスの影響」と回答――帝国データバンク調査
20年ぶりの新紙幣発行は日本経済にどのような影響を及ぼすのでしょうか。帝国データバン...

news196.png

WPPとIBMが生成AIを活用したB2Bマーケティング領域で連携
IBMのビジネス向けAIおよびデータプラットフォームである「watsonx」の機能を「WPP Open...