ネットワーク管理で「Git」を使う際、その実力を引き出すさまざまなオープンソースツールを活用できる。ネットワーク管理に役立つツールと、Gitの利点および欠点、従うべきベストプラクティスをまとめた。
バージョン管理システム(VCS)である「Git」は、ソフトウェア開発で普及しているオープンソースツールだ。ただしGitが活躍する場はソフトウェア開発だけではない。ネットワーク管理もその一つだ。Git以外にも、ネットワークやインフラ管理に役立つ無料のオープンソースツールは複数ある。どのようなツールがあり、どう活用できるのかを見ていこう。
以下に、それぞれのツール名と役割を列挙する。
Gitは、ソースコード管理を支援するためにこれらのツールと連携できる。例えばAnsibleにおいて、Gitを使ってリポジトリからソースコードを取得するといった自動ワークフローを設計可能だ。
Gitが分散型VCSとしてネットワーク管理者や開発者から支持を得ている主な理由は以下の通りだ。
複数の利点がある一方で、Gitには幾つかの欠点もある。
ネットワーク管理者がGitで作業する際に従うとよいベストプラクティスを以下に挙げる。
Gitは強力なツールだ。ネットワークでは自動化とソフトウェアが存在感を増しているため、複雑なインフラを管理するネットワーク管理者にとっては、Gitを使う能力が重要なスキルとして浮上する可能性がある。
米国TechTargetの豊富な記事の中から、開発のノウハウや技術知識など、ITエンジニアの問題解決に役立つ情報を厳選してお届けします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
生成AIの活用、意外と進んだマーケティング部門と進まない営業部門 どうして差が生じた?
HubSpot Japanが実施した「日本の営業に関する意識・実態調査2025」のポイントを、記者説...
Webサイト改善のゴール(KGI)と戦略(KPI)の決め方
連載第2回目となる今回は、Webサイト改善のためのゴール(KGI)と戦略(KPI)の設定方法...
メルマガをきっかけにした商品購入、B2B商材ではどれくらいの人が経験?
ラクスが「メルマガに関する調査レポート」を公表した。メルマガ経由のサービス購入や資...