ネットワーク管理で「Git」を使う際、その実力を引き出すさまざまなオープンソースツールを活用できる。ネットワーク管理に役立つツールと、Gitの利点および欠点、従うべきベストプラクティスをまとめた。
バージョン管理システム(VCS)である「Git」は、ソフトウェア開発で普及しているオープンソースツールだ。ただしGitが活躍する場はソフトウェア開発だけではない。ネットワーク管理もその一つだ。Git以外にも、ネットワークやインフラ管理に役立つ無料のオープンソースツールは複数ある。どのようなツールがあり、どう活用できるのかを見ていこう。
以下に、それぞれのツール名と役割を列挙する。
Gitは、ソースコード管理を支援するためにこれらのツールと連携できる。例えばAnsibleにおいて、Gitを使ってリポジトリからソースコードを取得するといった自動ワークフローを設計可能だ。
Gitが分散型VCSとしてネットワーク管理者や開発者から支持を得ている主な理由は以下の通りだ。
複数の利点がある一方で、Gitには幾つかの欠点もある。
ネットワーク管理者がGitで作業する際に従うとよいベストプラクティスを以下に挙げる。
Gitは強力なツールだ。ネットワークでは自動化とソフトウェアが存在感を増しているため、複雑なインフラを管理するネットワーク管理者にとっては、Gitを使う能力が重要なスキルとして浮上する可能性がある。
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