本業に加えて副業を持つことは、ITエンジニアにとっては珍しいことではない。どのような選択肢があるのか。人気の副業を紹介する。
先行き不透明な経済状況が続く中で、本業以外の収入源を確保しておくことはキャリアにおける一種の安心材料となる。特にIT系の副業はテレワークで担当できるものが豊富なため、本業との両立がしやすい。本稿は前編に続き、ITエンジニアの人気を集める7つの副業のうち、3つを紹介する。
品質保証(QA)テストは、ソフトウェア開発において重要なプロセスだ。QAテストでは、Webサイトやアプリケーション、ソフトウェアプログラムにおけるバグ(不具合)やソースコードの欠陥がないかどうかをテストし、開発者に結果をフィードバックする。
QAテストの担当者がソースコードを書くことはあまりないが、QAテストでは以下のような技術スキルが求められる。
他にもQAテストでは、細部への注意力や、高い分析思考力が求められる。
検索エンジン最適化(SEO)とは、Googleなどの検索エンジンでWebページの検索ランキングを上げるための技術のこと。検索エンジンはWebページをクロール(内容を自動で調べること)し、その情報をインデックス化する。キーワードやタグといったSEO要素がWebページに設定されていると、検索エンジンが認識するため、検索結果の順位を上げやすくなる。
SEOコンサルタントは企業に対し、Webサイトの構造の改善を提案し、検索ランキングを上げるためのアドバイスを提供する。そのためには以下のようなスキルが求められる。
SEOコンサルティングに求められるスキルは幅広い。初級者から上級者向けまで、SEOについて学べる無料のオンラインコースが提供されており、学習に役立てることができる。
テクニカルサポートでは、リモートアクセスや電話といった手段を用いて、個人や企業が抱える技術的な問題を解決する。具体的には、コンピュータで問題が発生した際の支援や、マルウェア感染後の支援などが含まれる。
テクニカルサポートには以下のようなスキルが求められる。
次回は、引き続き技術者に人気の副業とともに、賢い副業の探し方を紹介する。
米国TechTargetの豊富な記事の中から、さまざまな業種や職種に関する動向やビジネスノウハウなどを厳選してお届けします。
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基幹システム運用の課題を解消すべく、ノーコード開発ツールを導入する動きが加速している。数あるツールの中からどのようにツール選定を進めたらよいのか、またどのような課題を解決できるのか、具体的なツールも含めて解説する。
老朽化したシステムの刷新に向けノーコード開発ツールを導入した「東亜建設工業」。その活用により、ベンダーに依存することなく柔軟性と持続可能性の高いシステムの構築を推進できる体制を実現している。同社の取り組みを詳しく紹介する。
社内業務の徹底的な効率化を目指す「八千代工業」。最初に導入したRPAでは、紙に依存した業務への対応は難しかったが、これらをデジタル化するためにノーコード開発ツールを使ってアプリを開発し、大きな成果を挙げている。
IT技術の重要性が高まる一方、IT人材不足が加速している。その不足を埋めるため、自社の業務システムをノーコードで開発する動きが広がっているが、ノーコード開発を導入する際には、将来的な全社DXを考慮してツールを選ぶ必要がある。
業務効率化に有効なシステム化だが、プロコードやローコードによる開発では場合によって複雑なコーディングが必要となり、かえって新たな課題を生みかねない。そこで登場したのが、スキル不要で使えるノーコード開発ソリューションだ。
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