Windows XPサポート終了とPC市場の先行きとの関連性を探って見えてきたこととは? 直近1週間の人気コンテンツをランキング形式で紹介します。
今週最も多く読まれた記事は「Windows XPからWindows 8へ移行しない人の言い分」でした。この記事では、クライアントPC出荷台数が減少していることによる「今後企業のクライアントPCは隅に追いやられるのでは」という見方を否定しています。そして、サポート終了が迫っているWindows XPユーザーの動向について、Windows 8よりも既存のアプリケーションをそのまま利用しやすいWindows 7への移行が進むと予想しています。
次にランクインしたのは、「スマートフォンに夢中になれないベテラン管理者の事情」です。企業のシステム管理者は、モバイル端末の管理業務も依頼されることが多くなっていますが、特に「プライベートでスマートフォンなどを頻繁に活用することのないベテラン管理者は、この新しい業務を回避したいと考えがちである」と紹介しています。皆さんの会社では、こうしたジェネレーションギャップを感じたことはありますか?
企業のIT担当者はさまざまな課題を抱えつつ業務に取り組んでいますが、教育現場でもIT導入が進んでいます。3位の「もし“普通の公立中学”がiPadで英語授業を始めたら」は、私費で購入した6台のiPadを使い、英語の授業で新しい取り組みを進めている佐賀県の教員の話です。十分なIT環境がそろわないことを嘆くのではなく、その中で「どうすれば生徒の学ぶ意欲に応えるか」という具体的なノウハウが語られています。
今週のセキュリティ関連記事は2本。4位「MacやiPhoneもOK “私物解禁”時代のセキュリティとは」、8位「まさかの情報流出に備えるサイバー保険はどこまで補償してくれる?」です。ITセキュリティは、脅威の深刻化に合わせて日進月歩で進化していますが、この2本はまさにそれを象徴するような記事だといえるでしょう。
クラウド関連記事も2本がランクインしました。7位「クラウド値下げ競争に浮つかないユーザーたち 各社の本音を探る」、9位「Googleがクラウド用コンピュータを自社開発か IBMとの協力で臆測」です。市場のプレーヤーが増加すれば、当然価格競争が発生しますが、ユーザーは多角的にサービスを見極めるようになってきているようです。また、そろそろ最初の成熟期の入口にさしかかったクラウド市場において、Googleがまた新しい動きを見せています。
また、5位「さよならの前に振り返るMSバルマーCEOの栄光と挫折」では、さまざまな立場の人が去りゆくCEOを通して巨大企業Microsoftの今を語っています。10位「消費税改正対応は6カ月以内に終わらせなさい」は具体的なノウハウだけでなく、過去の消費税導入時の企業の取り組みなども紹介しています。
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