ビジネスユーザーがデータを分析・可視化する「セルフサービスBI」が次のトレンド? 2015年上半期に公開した、データ分析の記事ランキングを紹介します。
期間中(2015年1月〜6月)に掲載した記事について、同期間中のページビュー上位10記事をピックアップしました。ページビューの計測対象は、TechTargetジャパンの主要読者であるユーザー企業/組織の読者です(ベンダーをはじめとするIT系業種や無職、学生の読者のページビューは除外しています)。
TechTargetジャパンの専門メディア「データ分析」では、2015年上半期もユーザー企業/組織に役立つIT製品や導入事例を幅多く紹介してきました。期間中に最も読者の関心を集めたのは、米Microsoftの「Microsoft SQL Server」(以下、SQL Server)関連の記事でした。「SQL Server 2005」のサポートが2016年4月12日に終了することから、その最適な移行先を探っている様子がうかがえます。
閲覧数でトップとなった「サポート終了の『SQL Server』、移行先の本命は“あの製品”」では、サポートが終了するSQL Serverからの移行先として、最新版の「SQL Server 2014」ではなく「SQL Server 2012」を選択することのメリットを考察しています。
ビッグデータを解析するためのデータ処理基盤として、「Apache Hadoop」をはじめとするオープンソースソフトウェア(OSS)が引き続き注目を集めてます。7位の「データ分析専門家が注目するオープンソース技術の注目株」では、データ分析の分野においてオープンソースが果たす役割を論じています。
位置情報と地図情報を組み合わせて活用する「ロケーションインテリジェンス」。近年ではツールが使いやすくなったおかげで普及が進み、多くの企業が位置情報(ロケーション)データで何ができるかを理解するようになっています。10位の「『地図+データ』は言葉の壁を超える、ロケーションインテリジェンス活用法」では、実例を交えながらロケーションインテリジェンスの活用法やベンダーの動向を伝えています。
IT部門に依存せず、事業部門が簡単に利用できるセルフサービス型のBI/分析ツールに注目が集まっています。セルフサービス型ツールを提供する新興ベンダーに加え、BIプラットフォームのトップベンダーもセルフサービス機能やデータ探索機能を自社のソフトウェアスイートに追加しています。
閲覧数で2位の「急成長の『セルフサービスBI』、大流行には理由がある」と3位の「次のExcelになる――セルフサービスBIの全社導入は可能か」では、セルフサービスBIが注目される背景や導入に向けてのポイントを解説しています。
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