情シス部によるデータの外販が広がる? 会社から圧力が強まる“収益化”“データマネタイゼーション”の可能性

“データマネタイゼーション”は新たなゴールドラッシュを巻き起こすのだろうか。CEOと取締役会はそのように考えており、CIOに一獲千金の期待を寄せている。

2015年08月21日 12時00分 公開
[Nicole LaskowskiTechTarget]

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データマネタイゼーションについて議論するパネリストたち《クリックで拡大》

 IT部門の主な任務は、データに価値を見いだそうとするビジネス部門の支援だ。だが、最高情報責任者(CIO)は、果敢にも外部顧客に対し同様のサービスを提供することを求められることが増えている。具体的には、パッケージ化できて、場合によっては販売可能なサービスの提供だ。

 米Center for Information Systems Researchで上級研究者を務めるバーバラ・ウィクソム氏をはじめとする専門家は、この傾向を「マネタイゼーション」と呼んでいる。ウィクソム氏は、マネタイゼーションを一種の法定通貨やそれに準ずるものをもたらす情報の交換と定義している。データの販売はもちろん、製品に関するデータの交換やデータのラッピングまでもが、データマネタイゼーションに含まれる。同氏によると、データから収益を生み出す重圧をCIOに対して掛けているのは企業の上層部だという。つまり、CEOと取締役会である。

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