「Windows」の歴史を繰り返すクラウドベンダー Microsoft、IBM、Amazonの協業の未来は?クラウド移行の際には脱出手段も考えておこう

IBMからAmazonに至るまで、多くの大手テクノロジー企業は、クラウド関連のパートナーシップを結んでいる。だが、このようなパートナーシップは果たしてどのくらい続くのだろうか。

2015年09月07日 12時00分 公開
[Paul KorzeniowskiTechTarget]
クラウドベンダー散布図(参照:【徹底比較】安心・満足なクラウドはどれだ? 62のIaaSランキング)《クリックで拡大》

 テクノロジーに関する多くの物事と同じように、クラウドベンダーの情勢も常に進化している。多くの場合、長きにわたって競合関係にあった企業が、互いの違いを無視して提携している。このトレンドは、特にクラウド市場で一般的になっている。

 米Microsoftと米Oracleを例に見てみよう。MicrosoftとOracleは数十年にわたって最大のライバルという関係にあった。だが、クラウドについては、仲たがいしないことを学んだようだ。Microsoftユーザーは、「Windows Server Hyper-V」または「Microsoft Azure」でOracleの「Java」「Oracle Database」「Oracle WebLogic Server」「Oracle Linux」を実行することができる。そして、全てのソフトウェアの認定とサポートはOracleが行う。だが、なぜ急にこのような心変わりをしたのだろうか。

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...