コンバージェンスへと向かう動きは、ストレージ管理者という役割をなくしてしまう可能性がある。複数のテクノロジーが競合するようになり、クラウドが進化するにつれ、データセンターではゼネラリストとしてのスキルセットのニーズが高まっている。
ストレージの専門家が突然望まれなくなるわけではない。だが、ストレージ専門家のこれまでの仕事は、専門性の低いIT担当者でも徐々に扱えるようになっている。
コンバージドインフラやハイパーコンバージドインフラ(HCI)では、ソリューション設計に関連する課題の多くが既に解決されている。パッケージ全体が事前構成されているため、アレイやサーバをイーサネットやファイバーチャネルに接続する方法を考える必要はない。
ソフトウェアの面、つまり抽象化のレベルでは、量とパフォーマンスプロファイルの定義だけが必要になる程度なので、初心者クラスのIT担当者でも対応できる。
専用のストレージインタフェースやシステム管理者のコンソールからこうした機能にアクセスすることもほとんどない。障害が発生したドライブを交換する必要があることを除けば、ストレージ管理者の給与を正当化する業務はあまりない。
ストレージ管理者がその資格と給与レベルを維持するには、データセンターでニーズが高まる業務に対応できるさまざまな専門知識を習得する必要がある。そのためにたどる道筋は2つある。まずは1つ目の道筋を見てみよう。
続きを読むには、[続きを読む]ボタンを押して
会員登録あるいはログインしてください。
営業デジタル化の始め方(無料eBook)
「ITmedia マーケティング」では、気になるマーケティングトレンドをeBookにまとめて不定...
「RED」「Bilibili」「Douyin」他 中国の主要SNSプラットフォームの特徴まとめ
トレンド変化の大きい中国においてマーケティングを成功させるためには、主要SNSプラット...
コロナ禍における「ご自愛消費」の現状――スナックミー調査
「ご自愛消費」として最も多いのは「スイーツやおやつ」で全体の68%。その他、ランチ38...