「ホワイトボックススイッチ」導入時に考慮すべき“5つのポイント”ホワイトボックスで活発化する「オープンネットワーク」の潮流【後編】

「ホワイトボックス」のネットワーク機器の導入は、今後広がる可能性がある。どのような点を重視して、導入を検討すればいいのだろうか。

2019年09月05日 05時00分 公開
[Lee DoyleTechTarget]
画像

 前編「『ホワイトボックススイッチ』が大規模データセンターに受ける理由」は、「ホワイトボックス」(ノーブランドの製品)のネットワーク機器を使い、オープンなネットワークを構築することの利点や、その市場動向を説明した。後編は、ホワイトボックスを導入するとメリットが得られる具体的なケースや、製品を選定する際のポイントなどについて説明する。

 ホワイトボックスのネットワーク機器導入は、一部の大手企業で始まったばかりだ。現状では、ホワイトボックスのネットワーク機器は、企業がデータセンターを新設する際、25ギガビットイーサネット(GbE)や100GbEといった高速通信が可能なスイッチの導入コストを抑制できる方法だと見なされている。

製品調達を担うIT担当者が考慮すべき重要な事項

 企業のIT担当者がホワイトボックスのネットワーク機器購入を検討する際、考慮すべき重要なポイントは下記の通りだ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アイティメディアからのお知らせ

From Informa TechTarget

いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは

いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。

ITmedia マーケティング新着記事

news017.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

news027.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news023.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...