リフォーム大手は「エンジニアになりたかった社員」の夢をどう実現したのか事例:Home DepotのIT研修【後編】

Home Depotは独自のIT研修プログラム「OrangeMethod」を始めたことによって、現場をよく知りITにも明るい人材を見つけ、育て上げることに成功した。成功の秘訣(ひけつ)とは何か。

2019年11月14日 05時00分 公開
[David NeedleTechTarget]

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 IT人材不足という課題を抱えていた大手住宅リフォームチェーンのHome Depotは、従業員のITレベルを引き上げるために研修プログラム「OrangeMethod」を立ち上げた。この制度は在籍中の従業員だけでなく新入社員も初日から受講できる開かれたプログラムだ。ただし参加者の決定は自動ではない。参加希望者はまず応募する必要があり、その後に人事部門が面接をして決定する。前編「リフォーム大手が編み出した、IT人材不足解消の秘策『OrangeMethod』とは?」に続き、後編となる本稿は、OrangeMethodの具体的な運用状況や、成果について紹介する。

 Home Depotの技術担当で人事シニアマネジャーであるクリスティーナ・ミーア氏は、OrangeMethodの参加者はさまざまだと説明する。ミーア氏はレジ係として参加した。「OrangeMethodの評判が広まって以来、財務部門のリーダーから『詳細を知りたい』という熱心な問い合わせのメールが届いている」(同氏)

 IT研修プログラムを提供するPluralsightと連携することで、Home DepotはOrangeMethodを通じて、集合学習型から自習型までさまざまな学習オプションを提供できるようになったとミーア氏は説明する。例えばJavaの上級プログラマーになるために学習すべきことは、人それぞれ異なる。そのため、ワークショップへの参加や自発的学習などの方法を選択できるようにした。「われわれは従業員を支援する方法を常に模索している」と同氏は言う。

40万人に埋もれた「エンジニアになりたがっている社員」に光を当てる

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