産業のニーズに応じてさまざまなLANの規格が策定されてきた。一様に高速化を目指してきたと考えられがちなイーサネットにも新たな用途が生まれている。なぜそうした変化が生じているのか。
LAN(ローカルエリアネットワーク)の規格の標準化を担うのが標準化団体IEEE(米電気電子技術者協会)のIEEE 802委員会だ。イーサネット規格「IEEE 802.3」も同委員会が仕様を策定する。
IEEE 802委員会のチェアマンを務めるポール・ニコリッチ氏は、IEEEが策定してきた革新的なイーサネットの技術の一つとしてツイストペアケーブル(より対線)を挙げる。ツイストペアケーブルはそれまでの主流だった同軸ケーブルよりも配線の自由度が高いという利点がある。「建物のインフラを変更せずに、新たなネットワーク機能を導入できる点が革新的だった。イーサネットは有線ネットワーク技術の勝者になった」と同氏は語る。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
代理店にもAIにも「丸投げ」はダメ 成果報酬型マーケティングを成功させるポイントは?
「成果報酬型マーケティング」を実現する上でインターネット広告業界が直面する課題とは...
YouTubeやTikTokの利用時間、20代以下ではテレビを圧倒 どれだけ差がついた?
YouTubeやTikTokでのコンテンツ視聴は購買行動に関係しているのか。PRIZMAが10代から30代...
会員数820万 ブックオフがモバイルアプリ開発で大事にしていること
モバイルアプリを活用して市場で成功するためには良質なUI/UXが不可欠だ。ブックオフのU...