「コンポーザブルインフラ」によってアプリケーションの実行環境の構築がどのように変わるのか。「HCI」「IaC」とは何が違うのか。それらを知るための基礎用語を解説する。
「コンバージドインフラ」(CI)と「ハイパーコンバージドインフラ」(HCI)は既に広く知られた用語となったが、「コンポーザブルインフラ」についてはまだあまり知られていない。だが、これが一般的な用語になるまでに長い時間はかからないだろう。コンポーザブルインフラはHCIが持つ導入や拡張の容易さに加え、必要なハードウェアのリソースを個別に拡張したり縮小したりできる特性を持つ。
コンポーザブルインフラはソフトウェアでインフラを制御し、CPUやメモリ、ストレージ、ネットワークなどのリソースを論理的にプール(共有)してデータセンター全体で使用できるようにする。各リソースの分離やプログラム制御などがコンポーザブルインフラを理解する鍵になる。プールしたリソースは特定のアプリケーション用に必要に応じて動的に割り当てることができる。これは後述の「コンポーザー」や「コントローラー」を介して実施され、管理者がハードウェアの構成作業をする必要はない。
自社にコンポーザブルインフラが適しているかどうかを検討する際、次のような重要な用語を知っておくとよい。
生活者の生成AI利用動向 10代後半はすでに5割近くが経験――リクルート調査
テキスト型生成AIサービスの利用経験者の割合は若い年代ほど高く、特に10代後半はすでに5...
2023年のSNS炎上総数は189件、炎上元の媒体1位は「X」――コムニコ「炎上レポート」
コムニコが「炎上レポート」2023年版を公開しました。
今度の「TikTok禁止」はこれまでとどう違う?
米国ではまたしてもTikTok禁止措置が議論されている。これまでは結局実現に至らなかった...