IoT向けのネットワーク技術にはさまざまな種類がある。その中でも重要な無線PAN規格「IEEE 802.15.4」と、その関連規格を紹介しよう。
業界標準化団体IEEE(米電気電子技術者協会)が策定するネットワーク規格の一つに「無線PAN」(PAN:パーソナルエリアネットワーク)として用いられる規格がある。無線PANはIoT(モノのインターネット)アプリケーションを構築する際の技術として候補になる。消費電力が小さい、近距離で高速なデータ伝送ができる、データ伝送が低速でも遠距離に電波が届く、といったさまざまな要件に応じた規格が策定されているからだ。
無線PANの規格はIEEEの委員会「IEEE 802 LAN/MAN Standards Committee」(IEEE LMSC)が策定している。同委員会はLANなど広く知られたネットワーク規格についても策定を担当する組織だ。IoTで広く使用される規格としては「IEEE 802.15.4」が知られている。IEEE 802.15.4は、もともとは近距離通信のために策定された規格だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
2025年のマーケターが「生成AIでテレビCMを作る」よりも優先すべきことは?
AIが生成した広告に対する反発が続いた1年を経て、マーケターはパフォーマンス重視で非難...
CMOはなぜ短命? なぜ軽視される? いま向き合うべき3つの厳しい現実
プロダクト分析ツールを提供するAmplitudeのCMOが、2025年のマーケティングリーダーに課...
トラフィック1300%増、生成AIがEコマースを変える
アドビは、2024年のホリデーシーズンのオンラインショッピングデータを公開した。