2020年05月26日 08時00分 公開
特集/連載

HPEが5Gインフラ構築用オープンソースソフトウェアを提供5Gの複雑性を解決

HPEが地理的に分散し複数世代の技術が混在した環境を前提に、5Gインフラの構築を実現するソフトウェアを提供するイニシアチブを発表した。

[Joe O’Halloran,Computer Weekly]
iStock.com/Funtap

 Hewlett Packard Enterprise(HPE)が、Open Distributed Infrastructure Management(以下ODIM)イニシアチブを発表した。地理的に分散した大規模な5Gインフラの展開と管理を簡素化するためのオープンソースプログラムだ。

 HPEは、5Gによってモバイルネットワークの構築方法が大きく変わると考えている。主に専用システムで構築されていた前世代のネットワークとは異なり、5Gは既成サーバで運用されるオープンソフトウェアプラットフォームで構成される。

 地理的に分散する何千の拠点に、複数のサプライヤーがコンピューティング、ストレージ、ネットワークのインフラを提供している。業界のトレンドがvRAN(virtualized Radio Access Network:仮想無線アクセスネットワーク)、MEC(Multi-access Edge Computing)、クラウドネイティブなネットワーク機能などオープンな分散技術に向かう中、サプライヤーが共通で利用する業界標準が必要になるというのがHPEの見解だ。

 データセンターの物理インフラ管理は、地理的なスケーリングやマルチサプライヤーによるデプロイのサポートに対応していない。それが運用の効率低下につながり、イノベーションの妨げになっているとも指摘する。

 この新しいイニシアチブはIntelの協力で立ち上げられ、AMI、Apstra、Red Hat、Tech Mahindra、World Wide Technologyなどがサポートしている。このイニシアチブは、主に複数のサプライヤーから提供されたITインフラや異なる世代の技術が混在する何千もの拠点に5Gネットワークを展開する際に、通信事業者が直面する複雑さの解決を支援する。

 また「Redfish」などの仕様に基づき、サプライヤーニュートラルなアプローチも実現する。このアプローチにより、




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