Dropboxは脱クラウド後も部分的にAWSの利用を続けている。独自のストレージシステムを構築したオンプレミスのデータセンターを含め、どのようにインフラを運用し、どのような方針で製品を導入しているのだろうか。
ファイル同期サービスを手掛けるDropboxは、2015年にAmazon Web Servicesのクラウドストレージ「Amazon Simple Storage Service」(Amazon S3)から、オンプレミスのデータセンターにあるストレージシステムに、ほぼ全てのデータを移行した。ただし完全にオンプレミスのストレージシステムだけの運用に変えたわけではなく、必要に応じてAWSの同名クラウドサービス群を利用している。
一方でDropboxは、オンプレミスのストレージシステムに「SMR」(Shingled Magnetic Recording:シングル磁気記録)方式を採用したHDDを導入するなど、ストレージシステムをサービスに最適化したり、運用コストを削減したりするためのカスタマイズを続けている(SMRの詳細は後述)。同社はどのような方針でインフラ運用や製品選定をしているのだろうか。
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