2020年06月19日 08時00分 公開
特集/連載

「スマートな」ホームカメラ「Ranger IQ」のある快適生活日本でも販売してほしい

Imouの「Ranger IQ」は魅力的なホームカメラだ。人間を識別して自動追尾し、異常な行動があればアラートを発する。会話もできるのでコミュニケーションにも使える。

[Adrian Bridgwater,Computer Weekly]

 全ての家庭用ネットワークカメラ(以下ホームカメラ)が5GHzに対応しているわけではないのをご存じだろうか。知らなくても気にすることはない。筆者もそうだった。2020年に試そうとしていたカメラに20回近くパスワードを入力してみて、初めてそのことを知った。

 幸い、Imouの「Ranger IQ」(YouTubeの紹介ビデオ)にはあらゆるネットワークに対応するスマートさがある。この「スマート」という言葉はImouにとっては重要だ。同社のホームカメラと比べて、他社製品は「スマートではない」という意思表明につながる。

パン&チルト

 Ranger IQが本当に魅力的なのは接続が非常に簡単で、専用アプリが非常に使いやすい点にある。だがそれだけではない。実に強力な「パン&チルト」機能により、360度近く見渡せる点も魅力的だ(訳注:チルトは0〜90度)。

 厳密に言えば、パン(回転)するのは355度だ。そしてRanger IQには土台が必要で、土台までは録画できない。

 だが、これは次のように言い換えることもできる。Ranger IQは撮影範囲が非常に広いため、他のホームカメラ2〜3台分の役目を果たせる可能性がある。広範囲をカバーするので的確な設置場所を長々と時間をかけて考える必要はない。

 「Android」と「iOS」に対応し、Imouのクラウドサービスを利用して1080pのフルHD解像度で映像をライブ視聴、保存、再生できる。

 同社はRanger IQを「Artificial Internet of Things」(AIoT)型家庭用監視カメラと呼んでいる。検出ソフトウェアを使って自動的に人間に焦点を合わせて識別・認識するためだ。

 「その上、Ranger IQはターゲットを追跡しながらライブストリーミングと録画を同時に実行できる。つまり、宅内を動き回るターゲットの行動を記録する。人間と動物を区別することも可能だ。そのため特にペットの飼い主は、誤報の心配が無用になる」と同社はプレスリリースで説明している。

 映像は非常に鮮明だ。専用アプリでピンチすれば拡大することもできる。ソニーの「Starlight」センサーを内蔵しているおかげで、暗い場所でも鮮明な映像を提供する。この映像技術により、低光量条件下でも鮮やかなフルカラーのストリーミングを実現する。

型破りな機能性

 Ranger IQが本当に優れているのはその機能性にある。

 ユーザーインタフェースが直感的ではないIoT機器は実に多い。




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