「データの倫理的活用なんて当たり前」と自信満々な人ほど危険な理由データの倫理的活用を考える【第4回】

AI技術のために用意したデータを、企業は倫理的に扱えているのか。データの倫理的活用に自信を見せるビジネスリーダーもいるが、その実態は。

2021年04月06日 05時00分 公開
[Maria KorolovTechTarget]

関連キーワード

プライバシー | 個人情報保護


 第3回「“取りあえずデータ収集”の落とし穴 『警察や検察へのデータ開示』が招く問題」は、データ収集に伴うリスクと消費者との信頼関係の重要性を解説した。今回は、企業が人工知能(AI)技術を扱うに当たって直面し得るデータ利活用の課題を紹介する。

「データの倫理的活用に自信あり」のビジネスリーダーほど危険な理由

 データの倫理的扱いにおける今後の重要なポイントは、AI技術を活用したシステムの構築だ。調査会社IDCでシニアリサーチアナリストを務めるビョーン・ステンゲル氏は、AI技術の倫理的活用に自信を見せる企業が少なくないことに触れ、この傾向に警鐘を鳴らす。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news067.jpg

「単なるスポーツ広告ではない」 Nikeの27年ぶりスーパーボウルCMは何がすごかった?
Nikeが27年ぶりにスーパーボウルCMに復帰し、注目を集めた。

news082.png

Z世代と上の世代で利用率の差が大きいSNSトップ3 1位「TikTok」、2位「Instagram」、3位は?
サイバーエージェント次世代生活研究所が実施した「2024年Z世代SNS利用率調査」の結果が...

news187.jpg

主戦場は「テレビ画面」へ YouTube20周年でCEOが公開書簡
20周年を迎えるYouTubeが、クリエイターとユーザーの双方にとってより魅力的で革新的なプ...