「Web3」に対する理解を深める上で、参考にできる学習サイトは豊富にある。「LinkedIn Learning」「buildspace」の概要を紹介する。
複数のコンピュータで正しい情報を共有する「ブロックチェーン」に基づく、次世代インターネット「Web3」(「Web 3.0」とも)。その活用のために必要な知識が学べる主要な8つの学習サイトのうち、7つ目と8つ目を解説する。
ビジネス向けSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)のLinkedInは、学習サイト「LinkedIn Learning」を運営している。LinkedIn Learningにあるコース「What Is Web3?」の動画は1本当たり1時間程度で、コース全体の長さは9時間を超える。学習可能なトピックには、
などがある。
Zip Educationの学習サイト「buildspace」は、Web3技術を使ったアプリケーション開発に関するコースを無料で提供している。受講者は自分のウォレット(オープンソースのブロックチェーンシステム「Ethereum」で暗号資産を保管するための財布)をBuildspaceに連携させることが可能だ。これにより課題の完了を確認したり、「NFT」(非代替性トークン)としてコース修了証明書を受け取ったりできる。NFTは、デジタル資産の所有権を証明する手段としてブロックチェーンに保存するデータだ。
受講者はコースを修了すると、修了ライセンスを付与される。このライセンスは、修了者がBuildspace内の他の教材にアクセスできるようにするものだ。具体的には、雇用主がWeb3開発者の求人を掲載するページを利用可能になる。
第6回はWeb3の理解に役立つ、学習サイト以外の特筆すべき学習リソースを紹介する。
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