「5Gネットワーク」の現状と今後【前編】
「5Gネットワーク」が快速で拡大中 今後はどこまで増える?
各所で取り上げられ、引き続き注目を集める「5G」。実際にどれほど普及しており、今後どのようなペースで5G接続が増える見込みなのか。状況を整理する。
世界各国で「5G」(第5世代移動通信システム)のネットワークが普及しつつある。具体的な数字を基に、5Gネットワークがどこまで拡大しているのかを見てみよう。
2023年以降も5Gネットワークの新規構築が続く 5G接続数の見込みは?
モバイル通信業界団体GSM Association(GSMA)の研究部門GSMA Intelligenceによると、2023年だけでも30カ国以上で5Gネットワークが新たに構築される。その勢いを受け、2023年からの2年間で全世界の5Gネットワーク数は倍増する見込みだ。
GSMA Intelligenceは2023年1月時点で、全世界で229件の商用5Gネットワークが存在し、5Gネットワークに接続できるスマートフォンは700機種以上販売されていると集計する。2023年に構築されるネットワークのうち、15件が5Gの設備のみで構成する「5G SA」(SA:スタンドアロン)になるとみられる。
一般消費者の5Gネットワーク接続数は、2022年末に10億件を突破したとGSMA Intelligenceはみる。2023年は約15億件、2025年末には20億件まで増えるという。この予測を前提にすると、5Gは3G(第3世代移動通信システム)や4G(第4世代移動通信システム)より速く普及する可能性がある。
中編は、世界のどの地域で5Gネットワークの普及が特に進んでいるのかを見る。
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