決して“ディスり”じゃない「IMO」とは? 頭文字F〜Iの必修ビジネス略語いまさら聞けないビジネス略語【第4回】

適切なビジネス略語は、角が立たないビジネスコミュニケーションを効率的に実現するのに役立つ。頭文字が「F」から「I」の主要なビジネス略語を確認しよう。

2023年09月17日 11時00分 公開
[Sarah AmslerTechTarget]

 IT用語だけではなく、ビジネス用語にもさまざまな略語がある。状況に合ったビジネス略語をよどみなく使えるようになり、また相手が使うビジネス略語を理解できるようになれば、ビジネスコミュニケーションを円滑に進めやすくなる。主要なビジネス略語の意味を押さえておこう。

“ディスり”と思わせない言葉「IMO」とは? 頭文字F〜Iの必修ビジネス略語

  • FIFO(First In, First Out)
    • 先入れ先出し。古いものから先に出庫したり、販売したりすることを意味する。物流や在庫管理の話題でよく使われる。
  • FTE(Full-time Employee)
    • フルタイム従業員。米内国歳入庁(IRS:Internal Revenue Service)は、週平均30時間以上または月平均130時間以上勤務する従業員を、フルタイム従業員に分類している。
  • HQ(Headquarters)
    • 企業や組織の本社、本部。
  • HR(Human Resources)
    • 人事。企業において、従業員に関連する業務に従事する部署を指す。
  • HTML(HyperText Markup Language)
    • 開発者がWebサイトを作成する際に使用する標準的なマークアップ(文章構成)言語。
  • IAM(In a Meeting)
    • 「会議中」の意味。Slack Technologiesの「Slack」やMicrosoftの「Microsoft Teams」といったビジネスチャットツールで、不在を知らせるメッセージとして使われることがある。
  • ICYMI(In Case You Missed It)
    • 「見逃していた場合」の意味。興味を持ったり、参考になったりする記事や動画を共有する際に使用する。
  • IM(Instant Message)
    • インスタントメッセージ。チャットを使ったリアルタイムのコミュニケーションを指す。
  • IMO(In My Opinion)
    • 「私の意見ですが」の意味。このバリエーションに「IMHO」(In My Humble Opinion:私の拙い意見ですが)という表現がある。
  • IPO(Initial Public Offering)
    • 新規株式公開。民間企業が公開証券取引所で新たに株式を公開すること。

 次回は、頭文字がK〜Oのビジネス略語を紹介する

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