2007年12月、「SAP CRM 2007」が発表された。ユーザーニーズに応えたインタフェースの刷新を始め、まさに「痒い所に手が届く」ようになったSAP CRMの全容を見ていこう。
不動産専門のデータバンクを運営する東京カンテイは2007年にオラクルの「Siebel CRM On Demand」を導入。目的は顧客情報の管理や分析ではなく情報システム部門の案件管理だった。その意外な活用法から、オンデマンドCRMの可能性が見えてくる。
SaaSは情報管理の変革期を迎えた日本企業にとって、もはや必要不可欠な存在となっている。しかし実際には、この新たなトレンドに対して数多くの疑問や迷いを持っている企業も少なくない。そこで後編では、SaaSにおいて懸念される事柄や、実際に導入すると企業にどのようなメリットがあるのか、事例を交えて紹介しよう。
オラクルがシーベル・システムズとの融合で、国内でもSaaSビジネスを本格化し始めた。オラクルの戦略は、SaaSの長所の上にCRMでの実績を確実に展開し、顧客の信頼を得るというもの。パッケージ製品との二人三脚で、SaaSでもリーダーの座を獲得できるか。
近年のIT業界では「SaaS(Software as a Service:サービスとしてのソフトウェア)」が急激に脚光を浴びるようになった。しかし一方で、SaaSという言葉だけが独り歩きしている傾向も見られている。そこで今回は、日本やビジネス業界を取り巻く環境変化などを含め、あらためて「SaaSとは何なのか」について見直してみたいと思う。
住友グループの総合リース会社として、幅広いフィールドでリースビジネスを展開している住商リース。商談から契約管理まで、すべての営業プロセスを統合することで、リアルタイムな全従業員による情報共有化が可能になり、業務効率を大幅に改善させたという。
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