シャドーIT解決のヒントは「長いものには巻かれろ」システム改善が見えてくる

シャドーITのリスクを最小化する最善の方法は「長いものには巻かれろ」という古いことわざに従うことだと考えているIT担当者も少なくない。しかし、その言葉には「諦観」とは異なる建設的な意味が隠れている。

2016年04月05日 12時00分 公開
[Alan R. EarlsTechTarget]
IT部門にとって憎きシャドーITユーザー、と考えているうちは本質的な解決は無理だろう

 ビジネス部門やエンドユーザーが個人的な目的を果たすためにIT部門の束縛から逃れようとするのは、今に始まったことではない。最近ではクラウドを通じて幅広いサービスが利用できるようになったこともあり、シャドーITと呼ぶ現象は大々的に広がっている。

 昔もそうだが管理機能が発達した現代においてもシャドーIT対策を講じるのは難しい。興味深いのは、企業ではシャドーITと戦うのではなく、受け入れるアプローチが一般的になってきていることだ。

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...