データ分析担当者が、必要に応じて欲しいデータを収集、整理できる手段が「データカタログ」だ。その仕組みや有効な場面を紹介する。
業務上の意思決定をするために「セルフサービスBI」(BI:ビジネスインテリジェンス)ツールや分析ツールを使うデータ分析担当者は、大量のデータを参照する必要がある。一般的に、そのようなデータ分析担当者が許可されるのは、データリポジトリからデータをそのまま取り出すことだけだ。データ分析担当者が使うデータは、目的の用途に対して正確かつ適切であることが保証され、整理された状態であることが望ましい。そこで役に立つのが「データカタログ」だ。
データ管理者でないデータ分析担当者がデータを簡単に扱えるように設計された、メタデータ管理の仕組みがデータカタログだ。データカタログツールによって、データサイエンティストやデータアナリストといったデータ分析担当者は、データ管理者が収集、整理したデータを自由に検索し、入手できるようになる。
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リアルタイム性や生成AI対応などデータベースに対する期待が急速に高まっている。そこで従来のPostgreSQLでは対応が難しかったスピードやスケーラビリティの課題を解消したデータ基盤が注目されている。本資料で詳細を解説する。
生成AIを業務に生かすには、回答の正確性やセキュリティなど、多くの課題を解決する必要がある。そこで注目したいのが、オペレーショナルデータベースと、検索拡張生成(RAG)技術を組み合わせるアプローチだ。
多くの企業でアジャイル開発の手法が取り入れられるようになった一方、欧米企業を中心にアジャイル開発の大規模化が普及している。これに伴い、「テストの工数やコストの増大」「製品全体像の把握の難しさ」といった課題が出てきた。
開発のテスト工程を効率化するためのキーワードとして注目される「TestOps」。だが従来の表計算ソフトを用いたテスト管理では、その実現は難しかった。その理由と、TestOpsの実践を成功させるための秘訣とは?
イノベーションを最優先事項とし、研究開発に継続的な投資を行っていたWEG。しかし、開発スピードの低下やKubernetes環境の管理負担増加、Linux運用の複雑化といった課題に直面していた。同社はこの問題をどう一掃したのか。
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
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今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
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