データ分析担当者が、必要に応じて欲しいデータを収集、整理できる手段が「データカタログ」だ。その仕組みや有効な場面を紹介する。
業務上の意思決定をするために「セルフサービスBI」(BI:ビジネスインテリジェンス)ツールや分析ツールを使うデータ分析担当者は、大量のデータを参照する必要がある。一般的に、そのようなデータ分析担当者が許可されるのは、データリポジトリからデータをそのまま取り出すことだけだ。データ分析担当者が使うデータは、目的の用途に対して正確かつ適切であることが保証され、整理された状態であることが望ましい。そこで役に立つのが「データカタログ」だ。
データ管理者でないデータ分析担当者がデータを簡単に扱えるように設計された、メタデータ管理の仕組みがデータカタログだ。データカタログツールによって、データサイエンティストやデータアナリストといったデータ分析担当者は、データ管理者が収集、整理したデータを自由に検索し、入手できるようになる。
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