Googleは複数の「クラウドデータベ―ス」を提供している。その中からNoSQLの「Cloud Bigtable」「Firebase Realtime Database」「Cloud Firestore」を紹介する。それぞれ何がどう違うのか。
Googleはクラウドサービス群「Google Cloud Platform」(GCP)の一部として、データベース管理システム(DBMS)のクラウドサービスである「クラウドデータベース」を複数提供している。前編「Googleのクラウドデータベース『Cloud SQL』『Cloud Spanner』とは?」に続く本稿は、その中から「NoSQL」(RDBMS以外のDBMS)の「Cloud Bigtable」「Firebase Realtime Database」「Cloud Firestore」を説明する。
Cloud Bigtableは列集計に優れたカラム型NoSQLで、数十億の行と列に規模を拡張可能で、P(ペタ)B単位のデータを収容できる。通信の遅延を抑えての大容量データを格納するのに適したサービスだ。Cloud Bigtableには、時系列データや財務データ、IoT(モノのインターネット)データ、グラフデータなどの各種データを格納できる。
利用料金は、ストレージとネットワーク回線容量(帯域幅)の使用量、インスタンス(コンテナ)のタイプ、ノード(コンテナ内のクラスタに含まれるサーバ)数に基づく。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
従来のファイルサーバで対応できない多様なデータを、効率的に管理・共有できる「全てのコンテンツ保管庫」として、クラウド型コンテンツ管理基盤にVPN接続機能を組み合わせたサービスが注目されている。その特徴をマンガ形式で紹介する。
従業員の自己紹介に加えて、企業間の関係構築においても重要な役割を担う名刺だが、その発注業務は意外と手間がかかる。名刺の作成から注文まで、ミスを発生させずに効率化するにはどうすればよいのか。本資料では、その解決策を紹介する。
ある調査によると、67.4%の企業が「SaaS製品の導入に失敗した経験がある」と回答しているという。そんな中、適切な選定・導入を支援するマッチングサービスが注目を集めている。本資料では、サービスの特徴や運用の流れを紹介する。
IBM i 基幹システムを運用する企業でモダナイゼーションが喫緊の課題となる中、推進の課題も多い。そこで、「クラウド」「ノーコード開発」「API」「AI」を主軸とするIBM i ユーザー向けモダナイゼーションサービスを紹介する。
今やクラウドは、ミッションクリティカルなシステム領域での採用も珍しくない。中にはオンプレミスの既存環境と比較して50%以上のコスト削減に成功したケースもあるという。大型テック企業によるクラウドサービスの現在地を紹介する。
「IBM i の脱レガシー=ERP移行」に逃げない、モダナイズのアプローチとは? (2025/6/27)
現場判断で膨らむクラウドコストをどう抑えるか 効率的な予算管理法とは? (2025/5/30)
生成AIの本格利用でコスト急増も 「クラウド3大課題」にどう対処する? (2025/5/9)
KDDIの通信品質と事業成長を支える“共通インフラデータ基盤”構築の舞台裏 (2025/3/12)
高まるSaaSバックアップ需要で「ストック収益」を拡大するには (2025/1/22)
「テレワークでネットが遅い」の帯域幅じゃない“真犯人”はこれだ
ネットワークの問題は「帯域幅を増やせば解決する」と考えてはいないだろうか。こうした誤解をしているIT担当者は珍しくない。ネットワークを快適に利用するために、持つべき視点とは。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...