2021年05月21日 08時00分 公開
特集/連載

低価格・大容量のQLCフラッシュに最適のユースケースとは?欠点も考慮すべし

フラッシュストレージの容量当たりの価格は下落し続けている。これを加速させている要因の一つがQLCの普及だ。低価格・大容量だが欠点もあるQLCの使いどころとは何か。

[Maxwell Cooter,Computer Weekly]
iStock.com/kaptnali

 フラッシュ技術はSLC(シングルレベルセル)、MLC(マルチレベルセル)からTCL(トリプルレベルセル)に進化してきた。現在は、1セル当たり4bitを格納できるQLC(クアッドレベルセル)ストレージも登場している。QLCとはどのようなもので、どの程度のコストで、どのようなユースケースに適しているのか。

 QLCが普及し、広く受け入れられ始めたのはここ1年ほどのことだ。その理由の一つは、価格が着実に下がっていることにある。調査会社のWikibonはQLCとHDDの価格比較を続けており、両者の価格差が大幅に狭まっていることを明らかにしている。

 HDDサプライヤーは恐らくHDD技術が頭打ちになっていることには同意しないだろうが、容量ベースではフラッシュがHDDの売り上げを既に上回っている。その多くはQLCの普及によるところが大きいとWikibonは考えている。

 Wikibonによると2015年はHDDの平均価格が1TB当たり45ドル(約4800円)だったのに対し、フラッシュは840ドル(約9万円)もした。今ではそれが21ドル(約2200円)と86ドル(約9300円)になった。2026年には両者の価格は同じく1TB当たり15ドル(約1600円)になると同社は予想している。だが、これらの数値の背景を幾つか考える必要がある。

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