2022年06月30日 09時00分 公開
特集/連載

はやり物が大嫌いなITリーダーこそ「メタバース」を追うべき理由コロナ禍のIT活用促進術【第3回】

話題になったはずのITが一時的な流行で終わり、廃れることは珍しくない。それでも“はやりのIT”を注視することには意味がある。「ミーハーになれ」ということではない。これは「心構え」の問題だ。

[Carolyn Heinze,TechTarget]

関連キーワード

CIO


 ITを生かせるかどうかは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)がもたらした「ニューノーマル」(新しい生活様式)の世界において、企業の成長を大きく左右する。企業がITの導入効果を引き出すための5つの取り組みのうち、3つ目を紹介する。

3.“はやりのIT”にあえて投資する

 メタバース(巨大仮想空間)の評価が高まるにつれ、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)をビジネス用途に活用する動きが拡大しつつある。このような技術は一時的な流行だと考える人もいる。だが「既存のWeb会議ツールよりも豊かでインタラクティブな体験を実現するために役立つ可能性もある」と、コンサルティング会社Deloitte Consultingのマネージングディレクター兼最高経営責任者(CEO)であるマイク・ベクテル氏は話す。

 IT部門はメタバース関連製品のために、予算確保を一考する必要がある。今は一時的な流行に見えたとしても、全ての企業がワークフローに組み込む必要のある、新たな主力システムになる可能性もある。

 「新しい製品の導入や次世代の技術の探求に、時間と予算をささげる必要がある」とベクテル氏は言う。これは「ITリーダーは一時的な流行を追いかけるべきだ」という意味ではない。ITリーダーは技術とともに自身の考えも進化させる心構えが必要だという話だ。「次に“来る”技術を把握し、現在活用している技術とバランスを取ることができるよう、ある程度の予算を確保しておくことが重要だ」(同氏)

TechTarget発 世界のインサイト&ベストプラクティス

米国TechTargetの豊富な記事の中から、さまざまな業種や職種に関する動向やビジネスノウハウなどを厳選してお届けします。

ITmedia マーケティング新着記事

news122.jpg

「ペプシチャレンジ」で煽られて焦ったコカ・コーラの“痛恨のやらかし”とは?
長年の間「コーラ戦争」を続けてきたCoca-ColaとPepsi。マーケティング施策でも切磋琢磨...

news149.jpg

デジタル化する顧客体験に関する消費者と企業の認識ギャップ――ナイスジャパン調査
問い合わせの初動としてインターネットやFAQ検索をする人が約8割。デジタルチャネルによ...

news042.jpg

気象データは近未来のデータ 予測に基づき「役に立つ」広告を届ける
気象データを活用することでどのような広告コミュニケーションが可能になるのか。海外の...