Webサイトがクラッシュしたときに「最低限やるべきこと」はこれだWebサイト「クラッシュ」7つの原因【第8回】

Webサイトのクラッシュは、未然に防ぐことがベストだ。だが、そうはいかないときもある。Webサイトがクラッシュしたときに、悪影響を最小限に抑える方法とは何か。

2023年04月13日 08時15分 公開
[Amanda HetlerTechTarget]

関連キーワード

CMS | 管理者 | Webサイト


 企業は自社Webサイトの表示トラブル「クラッシュ」を未然に防ぐ対策を講じることが大切だ。クラッシュを防げなかった場合に備え、クラッシュした際の対処法も考えなければならない。具体的には、どうすればいいのか。

「Webサイトがクラッシュした際の対処法」はこれだ

 まずインターネット接続に問題がないことを確認するために、他のWebサイトをチェックして、自社のWebサイトがクラッシュしていないかどうかを確認する。自社のWebサイトがクラッシュしたのであれば、ソフトウェアの更新やサーバメンテナンスによってWebサイトが停止した可能性があるため、まずはその点を確認しよう。

 それでもWebサイトが動作していない場合は、すぐに行動を起こすべきだ。Webサイトのホスティング企業や管理者に、すぐに連絡を取る。Webサイトが更新されたばかりであれば、開発者に連絡してコーディングに問題がないかどうかを確認する。

 Webサイトがクラッシュしていることを、エンドユーザーに公表するかどうかの検討も重要だ。その場合、メールによる通知、SNS(ソーシャルネットワークサービス)の公式アカウントでの投稿といった具体的な方法を決めなければならない。Webサイトのクラッシュが長く続く可能性がある場合は、説明ページを設けて、そこにリダイレクトさせる手もある。

 他にもWebサイトへのアクセス増加を避けるために、開催中のプロモーションを一時停止するか、プロモーション期間を延長するかを決める必要がある。プロモーション再開の準備ができたことを確認したら、エンドユーザーにWebサイトの再開を通知しよう。

TechTarget発 世界のインサイト&ベストプラクティス

米国TechTargetの豊富な記事の中から、さまざまな業種や職種に関する動向やビジネスノウハウなどを厳選してお届けします。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アイティメディアからのお知らせ

From Informa TechTarget

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

ITmedia マーケティング新着記事

news017.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

news027.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news023.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...