無線LANの「SSID」はなぜ複数ある? APのセキュリティ問題無線LAN「8つの改善点」【第3回】

無線LANの使い勝手やセキュリティは、利用する目的や場所によっても左右される。どうすれば無線LANの利用を少しでも改善できるのか。そのポイントを紹介する。

2023年09月12日 05時00分 公開
[Lee BadmanTechTarget]

 無線LANを運用する際の改善ポイント8つを紹介する本連載。第3回となる本稿は、SSID(サービスセット識別子)や無線LANアクセスポイント(AP)のネットワークの観点から、何を改善すべきなのかを考える。

無線LANの改善ポイント5.SSIDの目的に応じたセキュリティ設定の適用

 企業や個人が使用する無線LANは、多目的になっていることがよくある。つまり

  • 音声専用のSSID(サービスセット識別子)
  • ゲストアクセス用のSSID
  • 社内のPC用のSSID

といった複数のSSIDを、1台の無線LANアクセスポイント(AP)が提供することは珍しくない。

 各SSIDは特定の仮想LAN(VLAN)に相当する。そのSSIDを使用するクライアントデバイスに応じて、独自のセキュリティ設定が必要になる。

無線LANの改善ポイント6.APが接続するネットワークの管理

 企業は、クライアントデバイスが使用するのと同じネットワークでAPを管理することはほとんどない。AP、スイッチ、閉回路テレビカメラ(CCTV)などを管理するネットワークを、企業は厳重に管理している。

 ファイアウォールやアクセス制御リスト(ACL)で保護しているかどうかにかかわらず、企業はAPやスイッチなどのデバイスを通常、インターネットに接続するネットワークから遮断している。IT管理者のごく一部のみが2要素認証の要件を満たしてアクセスするようにするなど、厳重に管理しているのが一般的だ。APに危害を加える意図を持った人がいたとしても、ネットワークを介して簡単にAPにたどり着くことはできない。


 無線LAN改善ポイントの7つ目と8つ目を紹介する第4回は、無線LANの不正利用を防ぐためのベストプラクティスを考える。

TechTarget発 先取りITトレンド

米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。

ITmedia マーケティング新着記事

news135.png

インターネットの利用環境、女性の66%は「スマホのみ」――LINEヤフー調査
LINEヤフーが実施した2023年下期のインターネット利用環境に関する調査結果です。

news108.png

LINEで求職者に合った採用情報を配信 No Companyが「チャットボット for 採用マーケティング」を提供開始
就活生が身近に利用しているLINEを通して手軽に自社の採用情報を受け取れる環境を作れる。

news102.jpg

GoogleがIABのプライバシーサンドボックス批判に猛反論 完全論破へ42ページのレポートを公開
Googleは、米インタラクティブ広告協会から寄せられた批判について「多くの誤解と不正確...