クラウドサービスのコスト削減のためには、社内でクラウドサービスのリソースやライセンスを必要以上に契約する無駄遣いが発生していないかどうかを確認する必要がある。無駄遣いが発生している場合、それを解消するにはどうすればよいのか。クラウドサービスの無駄遣いを防ぐ3つ目の方法を紹介しよう。
以下の3つを生かせば、クラウドサービスの無駄をなくしやすくなる。
Amazon Web Services(AWS)の「Amazon CloudWatch」やMicrosoftの「Azure Monitor」、Googleの「Cloud Monitoring」など、大手クラウドベンダーはクラウドサービスのコスト管理に役立つツールを提供している。サードパーティーベンダーのコスト管理ツール市場も急成長している。これらのツールは、社内のクラウドサービスの利用状況に関する詳細な情報を提供し、ユーザー企業がコスト削減可能なクラウドサービスを特定するのに役立つ。
仮想マシン(VM)サービスは「リザーブドインスタンス」(「確約利用割引」とも)と呼ばれる割引プランを容易していることがある。これはユーザー企業が一定の期間、特定の数やスペックのVMを使用することを確約すると、利用料金の割引が受けられるプランだ。リザーブドインスタンスを使うには、事前にアプリケーションを分析し、確実に必要となるリソースを見積もることが必要だ。
イベント駆動型サービスを利用すると、ユーザー企業はプログラム実行時に使用したリソースに対してのみ料金を支払うことができるようになり、事前にリソースを確保する必要がなくなる。ユーザー企業は使用した分だけ利用料金を支払うため、コスト削減につながる。
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