記録媒体はDNA、いつまでも使えるストレージ【前編】

SSDやHDDとは別物「DNAストレージ」は普通じゃない 桁外れな能力とは?

SSDやHDD、テープといった既存のストレージ技術では、データを保管し切れなくなる日が近づいている。革新的なストレージとして期待を集め、実用化が近づいているのがDNAストレージだ。その桁外れな能力に迫る。

 データ保存の需要増は、幾つか重大な課題を人々に突き付ける。爆発的に増えるデータを賄うだけのストレージを用意できるのか――これが最初の問題だ。「HDD」の技術開発は続くものの、記録密度の向上は緩やかになった。「SSD」はHDDより容量増大の余地があると見込まれているが、今後のデータ量増大の勢いに負けてしまう可能性がある。

 HDDやSSDとは根本的に異なる次世代ストレージの開発に光が当たっているのは、こうした事情からだ。斬新な発想でさまざまな開発が進む中、特に期待を集めるストレージがある。「DNA」(デオキシリボ核酸)を記録媒体に用いる「DNAストレージ」だ。

 既にさまざまな企業がDNAストレージの取り組みを活発化させており、その中には数年以内の商用化を計画した企業もある。SSDやHDD、テープにはない利点が期待できるという、その仕組みと桁外れな能力のすごさを探る。

SSDやHDDの常識を覆す「DNAストレージ」の“桁外れ”な能力

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Adam Armstrong
Adam Armstrong

米TechTargetでストレージや、フラッシュメモリをはじめとするメモリ技術に関するテーマを扱うニュースライター。過去にはストレージに関する記事を扱うWebサイト「StorageReview.com」で記者として活動。ノーザンケンタッキー大学経営学部出身。

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