「自由度」と「透明性」を備えたIBMの「SoftLayer」。最大の魅力は何と言ってもネットワークにある。拠点間データ転送量は無料。IT管理者は単一のプライベートVLANを経由し1つの画面で複数拠点を一元管理できる。
本連載ではパブリッククラウドをはじめとするさまざまな「新しいタイプのITインフラ」を、エンタープライズの業務システムで利用する観点から解説を行っている。先日、エキサイティングなニュースが飛び込んできたので、久しぶりにパブリッククラウドを正面から取り上げてみたい。2014年12月22日、エンタープライズ向けITインフラで100年の歴史を持つ米IBMが、クラウドサービス「SoftLayer」を日本に陸揚げした。先行する他社クラウドサービスとはどう違うのか、インタビューや公開情報などで得た情報をベースに紹介してみたい。
なお、IBMのクラウドについては、本欄で以前にも紹介したが、全く違うサービスに生まれ変わっていることをご留意いただきたい(参考:豊富な仮想マシンイメージと低価格が魅力のIBMのパブリッククラウド)
連載インデックス:企業向けシステムを構築するパブリッククラウド
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