iPhone/Androidを生かす「4種の神器」とは? 2015年上半期に最も読まれたモバイル関連記事はユーザー企業/組織の読者が選んだ、2015年上半期記事ランキング(モバイル編)(1/2 ページ)

スマートデバイスを企業の生産性向上につなげ、投資対効果を高めるためのノウハウとは? 2015年上半期に公開した、モバイル端末の業務利用に関する記事ランキングを紹介します。

2015年08月14日 08時00分 公開
[鳥越武史TechTargetジャパン]

ランキング集計方法

期間中(2015年1月〜6月)に掲載したモバイル端末の企業利用に関する記事について、同期間中のページビュー上位10記事をピックアップしました。ページビューの計測対象は、TechTargetジャパンの主要読者であるユーザー企業/組織の読者です(ベンダーをはじめとするIT系業種や無職、学生の読者のページビューは除外しています)。


モバイル端末の活用ノウハウに高い関心

画像 モバイル端末の業務利用を支える技術や製品は急速に充実(9位の「もうネイティブアプリはいらない? 『HTML5』で業務アプリはここまでできる」より)《クリックで拡大》

 TechTargetジャパンの専門メディア「スマートモバイル」で2015年上半期(1月〜6月)では、モバイル端末の企業利用に関する記事を多く取り上げました。中でもモバイル端末の業務利用ノウハウに関する記事への関心が高く、「iPhone/Androidスマホを仕事で使うなら必携の『4種の神器』はこれだ」が閲覧数トップとなりました。モバイルアプリケーション開発から端末管理まで、スマートデバイスの業務利用に役立つ4種の技術を説明しています。また7位の「“金食い虫”のiPhone、Androidスマホを一掃する3つのヒント」は、モバイル活用における総所有コスト(TCO)を最適化し、投資対効果を高める3つのヒントを紹介しています。

 モバイルOSの双璧をなす米Appleの「iOS」と米Googleの「Android」を比較した「iOS 8 vs. Android 5.0、セキュリティ機能の差は本当に縮まったか?」が2位に入りました。公式アプリストア「App Store」でアプリを厳格に審査したり、アプリ間のデータ共有を制限したりするなど、比較的“クローズド”な仕組みを持つiOS。それと比べてより“オープン”だといわれるAndroidに対しては、セキュリティに関する懸念の声も少なくありません。ただし、企業向けの管理サービス「Android for Work」の投入などの取り組みにより、Androidのセキュリティは着実に改善していると同記事は指摘しています。

 企業利用の拡大を見据えて進化するAndroid。一方でiOSへの注目度もいまだ衰えておらず、iOSのビジネス機能に関する記事が多く読まれました。3位の「『iOS』はいまだ“最強モバイルOS”ではない Appleが追加すべき機能とは?」は、ユーザー企業の声を基に、IT部門がiOSに盛り込んでほしいと考える3つのビジネス機能を紹介。10位の「iPhone/iPadを大量導入しても大丈夫、次期『iOS 9』のアプリ管理機能が秀逸」は、次期iOSである「iOS 9」の登場に伴い変更される、ボリュームライセンス制度「Volume Purchase Program(VPP)」や導入支援サービス「Device Enrollment Program(DEP)」の変更点を伝えています。

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