フラッシュデバイスの選び方、I/O以外に注目すべきポイントとは?製品選定前に読んでおきたい基礎技術 ストレージ編【最終回】

フラッシュデバイスの実装方式とそれぞれの特徴、選定ポイントについて解説する。IOPSに注目が集まる中、見落としがちなもう1つの重要な選定項目とは。

2016年11月22日 09時00分 公開
[國分 学伊藤忠テクノソリューションズ]

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 ここまでの連載で、ストレージ分野の市場動向や、今後のストレージ選定に欠かせないフラッシュデバイスの特徴と親和性の高い機能を紹介してきた。ストレージ編の最終回となる今回は、フラッシュデバイスの実装方式とそれぞれの特徴、選定ポイントについて紹介する。

 フラッシュデバイスをITシステムに実装する方式は、大きく分けて3つある。

  1. ホストベース: I/Oを行うホスト(サーバ)本体にフラッシュデバイスを搭載するモデル
  2. 外部アレイ/ハイブリッド型: I/Oを行うホストの外部にストレージアレイを用意し、フラッシュデバイスとHDDを混載するモデル
  3. 外部アレイ/オールフラッシュ型: I/Oを行うホストの外部にストレージアレイを用意し、フラッシュデバイスのみを搭載するモデル

 以下に各モデルの特徴をまとめた。

現在主流のフラッシュデバイス種類(出典:CTC)

フラッシュデバイス、3つのモデルの適用分野

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