2021年12月04日 05時00分 公開
特集/連載

いまさら聞けない「無線LANアクセスポイント」の基礎 一言で説明すると?無線LANアクセスポイントと無線LANルーターの違い【前編】

無線LANアクセスポイントと無線LANルーターは役割が似ていることから混同しやすい。両者はどう違うのか。まずは無線LANアクセスポイントについておさらいしよう。

[Alissa Irei, Lisa Phifer,TechTarget]

関連キーワード

無線LAN | ネットワーク | ルータ


 「無線LANアクセスポイント」と「無線LANルーター」はいずれも無線LANへの接続のために同じような役割を果たす。だが両者には明確な違いがある。

 企業は無線LANを構築するとき、無線LANアクセスポイントと無線LANルーターのどちらを選ぶべきか。それはそのネットワークの規模や用途、ネットワークに接続するユーザー数によって異なる。

 企業は無線LANルーターを無線LANアクセスポイントとして使用できる。一方で無線LANアクセスポイントを無線LANルーターとして使うことはできない。本稿は無線LANアクセスポイントと無線LANルーターの違いを整理し、自社に適した選び方のヒントを探る。

いまさら聞けない「無線LANアクセスポイント」とは

 一言で説明すると、無線LANアクセスポイントは既存の有線LANに無線LAN機能を追加するための機器だ。

 一般に、大規模な企業は複数の無線LANアクセスポイントを必要とする。無線LANアクセスポイントを分散配置することにより、広い物理空間での通信が実現する。加えてスマートフォンやタブレット、ノートPCといった大量のクライアントデバイスを無線LANに接続させることも可能になる。無線LANアクセスポイントの数が増えるほど、通信可能な範囲が拡大する。そのためユーザーは、より広い場所で無線LANを利用できるようになる。

 無線LANアクセスポイント群は、異なるネットワーク間をつなぐゲートウェイの役割を果たすルーター(無線LANルーターではない)と連動する。ルーターはLANとインターネットといった複数のネットワーク間でデータを送受信し、無線LANアクセスポイントはクライアントデバイスをLANに接続する。


 中編は、無線LANルーターの仕組みを説明する。

TechTarget発 先取りITトレンド

米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。

ITmedia マーケティング新着記事

news194.jpg

残念なブランド体験で8割の顧客は「もう買わない」――Sitecore調査
消費者にとって不都合な事象が発生した際にも、ブランドを好きでいられるのは10人に1人。

news131.jpg

ナイキとアディダスに学ぶ ファンを増やす企業文化とは?
スポーツにおけるトップブランドの座を巡ってし烈な競争を繰り広げてきたナイキとアディ...

news046.jpg

DXにおける「コンサルティング力」とは?
DXが加速する中でコンサルティング人材へのニーズが高まっています。DXにおける「コンサ...