データ分析を阻む「人の問題」と、その解決に役立つ技術“今どきのデータ分析”を支える技術【第4回】

データ分析における根強い問題が「人」に関する問題だ。技術の進化が、問題の解決につながると専門家は指摘する。どのような技術が役立つのか。

2022年05月18日 05時00分 公開
[Lisa MorganTechTarget]

 「データの量と種類の増加により、データ分析の致命的な欠陥が明るみに出た」。データ分析ツールベンダーSisenseでフィールドエンジニアリング担当シニアバイスプレジデントを務めるライアン・シガー氏は、こう指摘する。

データ分析を阻む“人的問題”と解決策

 シガー氏は「人がデータを作成し、保持する限り、人手不足などの人にまつわる問題は残る」と考える。同氏は、以下の技術が問題解決の糸口になると言う。

  • 「データカタログ」の進化に伴う「神経言語プログラミング」(NLP:Neuro-Linguistic Programming)の発展
    • データカタログはデータを扱いやすくするためにメタデータを管理する仕組み。NLPは人の思考、行動パターンをモデリングする手法を指す。
  • データ分析ツールが、事業を展開する場所に応じたビジネス用語に順応できるようにするための機械学習エンジンのトレーニング

 機械学習などの人工知能(AI)技術によって、データ分析に必要な作業はより自動化し、さらに多くの企業が重要な気付きを得やすくなると考えられる。こうした技術の進歩は、企業がデータからさらなる価値を引き出すことを後押しする。

TechTarget発 先取りITトレンド

米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。

ITmedia マーケティング新着記事

news035.jpg

低迷するナイキやアディダスを猛追する「HOKA」の “破壊的”ブランディングとは?
ランナーの間で好感度が低迷しているNikeに対し、ディスラプター(破壊的企業)として取...

news051.jpg

新紙幣の発行、3社に1社が日本経済に「プラスの影響」と回答――帝国データバンク調査
20年ぶりの新紙幣発行は日本経済にどのような影響を及ぼすのでしょうか。帝国データバン...

news196.png

WPPとIBMが生成AIを活用したB2Bマーケティング領域で連携
IBMのビジネス向けAIおよびデータプラットフォームである「watsonx」の機能を「WPP Open...