今回は、プライベートクラウドの基盤となるストレージという観点で、理想的なクラウド環境を実現するために検討すべき内容と判断基準を下記の流れで紹介する。便宜上、ストレージという表現を用いてはいるが、本連載ではより広い視野でクラウドにおけるデータ保護方式と捉えて考察を進める。
まず、プライベートクラウドで実現しておくべきことを再確認し、ハイブリッドクラウドを見越した際の備えについてポイントをまとめる。さらに、現在実現可能な実装例を示し、それぞれの特徴から構成時の選定方法を考察する。
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